誰も言っていないことを書く。

中国の南シナ海での挑発行為が最近、顕著になっているのは周知の事実だろう。
アメリカの次期大統領トランプ氏は、親ロシア、反中国のスタンスを強く打ち出している。
台湾に近寄っているのもその一環にすぎない。

ロシアは長年、中国と蜜月関係を築いてきた。
ロシアは、中国と日本を天秤にかけた場合、迷わず中国をとるのと同様に、中国とアメリカなら中国を選ぶ。

トランプ氏は、明らかにロシアに弱みを握られている。裏でほくそ笑んでいるのは、中国だ。
中国とロシアは運命共同体のようなものだ。その基本を忘れるべきではない。
そうすると、最近の北海道付近で起きている、中国の土地爆買いや、北方領土におけるロシアの強硬姿勢が自然にみえてくるだろう。

トランプ氏は、反国連でもあるが、国連におけるアメリカの立場が弱くなることは、相対的にみて、中国＆ロシアの地位向上を促す。
最近の一連の流れに、中国の老獪さを見出してしまう。
シナリオ通りに、裏で糸を引いているのは、中国だからだ。
中国共産党は、ロシアを介して、トランプ氏をパペット化しているということだ。
カナダやメキシコでも着実に事を進めている中国。
このままいくと、アメリカは骨抜きになるだろう。
それは勿論、中国が世界の覇権をとることを意味する。
そうはならないようにしよう（笑）